眉山の位置はここが目安だ、眉毛の角度はこうだ、というのは机上の空論であり貴方の顔面に完全フィットする可能性は限りなくゼロ。
そんな押し付け記事を読み漁って悩みもがき苦しんでいる男性が2025は眉毛サロンに殺到しているのです。
そこで今回は「現状以上プロの仕上がり未満でもいい」と考える男性に、ズボラな男でも比較的簡単にやる気になって適度にカッコいい眉毛が自分で作れる整え方を教えます。
適度にカッコいい男の眉毛の整える道具を買い揃える
まずは問答無用で以下の道具をそのまま購入してください。ただし使い慣れた手持ちツールでの代用はOKです。とりあえず買い揃えたけど使っていない道具や、使いづらいけど持っている道具の場合は購入してください。
なお、紹介する道具を買わずに代用できる人は既に自分で眉毛をそこそこどうにかできている人となってくるため、本記事の対象者ではありません。
STEP1:道具を用意する
道具が揃わなければ適度にカッコいい眉毛を作れる男にはなれません。
なお紹介する眉毛を整える道具の総額は計5点で約7,000円(任意のライト付き鏡を除く)です。予算が足りない場合は衣服費、交際費、嗜好品などを今後1ヶ月抑えるように気を付ける等で購入費を相殺してください。
買い揃えなくて良い場合
- 使い慣れたツールを持っている
購入が必要な場合
- 道具を持っていない
- 買い揃えたけどあまり使っていない(使い慣れていない道具)
- 持っているけど使いづらい
道具の使いやすさはストレスを大きく軽減しますので眉毛サロンメンズ!を信じて購入してください。
総じて楽天よりもAmazonの方が安く買い揃えられます。1円でも安く入手することに心血を注ぐ時間を惜しまないなら他のサイトやドラッグストアを巡回してみると良いでしょう。
ルビス ツイーザー クラシック (4,200円前後)
毛抜きの価格差は刃の噛み合わせにほぼ比例するので毛抜き素人は高級品を使うべきです。ルビスのツイーザー(毛抜き)は貴方の近所のドラッグストアではまず購入できない毛抜きとなっています。
カラーバリエーションがあるのでお好みのカラーをお選びいただくのは問題ありません。ただしクラシック以外のタイプはNGです。間違わないようにお気を付けください。
ローゼンスター メンズフェイスシェーバー FM-051(1,500円前後)
可もなく不可もないアタッチメント付きシェーバーです。パッケージが安物すぎて収納時にパーツがバラバラになるのが欠点ですが100均で小物入れを買うなどして対応すれば良いでしょう。
志々田清心堂 メイクブラシ KUシリーズ ブラシ&コーム 馬毛 (1,000円前後)
コーム側(プラスチック側)は適度にカッコいい眉毛づくりには必須です。ブラシ側(毛側)は今回解説する手順では使用しませんが、形状・隙間が適度なコームなので、志々田清心堂のブラシ&コームを購入しておきましょう。
眉毛ハサミ 貝印 セーフティハサミ (600円前後)
本品は貝印とはいえ中国製となっていますが1000円前後の他メーカーの中国製よりも切れ感が1.5倍ぐらい良いのでこれが必要十分なハサミです。ドラッグストアやイオンなどのスーパーでも購入できます。
エチュード ドローイング アイブロウ ペンシル グレーブラウン (400円前後)
メンズ用と書かれたアイブロウペンを選びたくなる気持ちを抑えてエチュードの安物アイブロウペンを購入してください。必要十分です。カラーはグレーブラウンが馴染みやすいでしょう。合わない場合に他の色を検討してください。
なお今回の用途としては100均の適当な眉ペンでも全く問題ありません。手持ちの色鉛筆でもOKです。
メイク落とし(500円前後)
メイク落とし(別称:クレンジング)は眉ペンの筆跡除去に使用します。使用せずに洗顔するより肌ダメージを軽減できるので購入必須とします。家にあれば購入不要*です。
*商品は何でも構いませんが中には高級クレンジングも存在するため所有者に事前使用許可を得てから借用してください。
ライト付き化粧鏡 (3,000円前後)
鏡については任意購入OKとします。しかし購入を強く推奨します。
洗面所で眉毛を抜き切りすると洗面所に毛が散るのでまったくお勧めできません。歯ブラシに付着する可能性すら考えられます。なにより細かな作業をするには鏡に近づく必要があるので卓上タイプの化粧鏡は有用です。
種類によってはライトの照度が足りず目的を満たさない仕様の粗悪品も多く出回っているので実績のある推奨ミラーを購入すべきです。
適度にカッコいい眉毛に整える方法
適度にカッコいい眉毛に整えるポイントはデザインは考えず自眉の意向に従うことです。初回の所要時間は約40分となっていますが、器用なメンズなら3回目以降は20分程度で作業完了できるでしょう。
STEP0:眉毛事故を起こさない心得
- 眉毛の処理作業は鏡に近づいて1本1本慎重に取り扱いうのが眉毛事故を起こさない失敗しないやり方です。
- 各ステップ内でも確認をこまめに実施してください。
- 確認する時は鏡から離れ顔全体を見ることを怠らないでください。
STEP1:眉毛と眉間の間に印をつける
毛を抜くためのガイドラインを眉ペンで描きます。ガイドラインのフチと眉毛のフチが揃うように描いてください。
眉間の間が開くと間抜けな印象になってしまうので、一番内側にある毛を基準にラインを引いてください。
STEP2:左右で平行にとれる頂点を探して印をつける
違和感のある眉毛はたいてい高さと長さの不均一が原因になるので、左右の高さが揃う頂点をまずは探してください。眉間からの距離や比率などのセオリーを気にする必要はありません。
STEP3:眉間から頂点に向かって真っすぐな線を引く
上辺を左右であわせていきます。長さはともかく直線性を意識して線を描いてください。顔には丸みがあるので注意が必要です。線から1~2本程度の目立つ毛がはみ出ていればだいたい正解の直線です。
STEP4:上辺と平行になるように下辺に線を引く
まずは眉尻方向に末広がりなラインを描き毛抜きをしてみるやり方が最も安全ですが、たいていの眉毛は上辺と平行な直線を描いておけば後で違和感を覚えることは早々ありません。
STEP5:眉尻から交点に向かって下辺の線をひく
自眉毛の長さや太さ(高さ)によって角度はひとそれぞれ違います。角度がなくても、角度があっても正解です。ただし角度が付く場合には眉間から伸びる直線と眉尻から伸びる直線の交点位置を左右バランスを見ながら調整してください。
STEP6:頂点から眉尻までの左右差を確認する
画像の赤い線の部分の状況に左右でどの程度差があるか確認してください。極端に違和感を覚えなければ問題ありません。違和感を覚えた場合には頂点としたポイントをやや下げる、外側/内側に移動するなど対処します。基本は控えめです。
一般的には小鼻と黒目の外側の直線上に眉山をつくるといいと言われ先にデザインを描く手順の解説が多いですが、最後に眉山を探す方が自眉毛でできる一番ベストな位置に配置することができます。
鏡から離れ左右の形を確認してください。描いたラインは控えめなデザインになっているはずです。
STEP7:はみ出た毛をツイーザーで抜く
①~③までは迷うことなく描いたラインの内側(ペンで色がのった場所含む)よりも外側にはみ出た毛を抜いてください。
④については鏡で横顔確認をしながら慎重に抜いてください。比較的高い割合で眉毛の不足を感じる直線になりますが、それを気にしても仕方がないのでこの際諦めて直線を信じて抜いてください。
毛が不足する部分が気になるようなら仕上げに眉ペンで書き足す必要がある眉毛ということです。
STEP8:シェーバーで毛の長さを4mm程度に整える
シェーバーに4mmアタッチメントを取り付け、眉尻側から眉間(眉頭)に向かって処理してください。
大抵の眉毛は4mmからはじめて問題ありません。4mmではまったく毛が絡まず切れなければ毛の伸びが足りないので完成です。2mm程度までットしてしまうとやった感が出てしまう危険性があり、6mmでは長すぎる印象になりがちです。
長さの微調整はとりあず次回の課題に取っておくのが今日の適度にカッコいい眉毛をつくるコツです。
仕上げにコームで眉毛の毛流れをそれらしく自己流で流し、切り忘れ抜き忘れを処理したら完成です。
オプション:眉毛周りの産毛(とくにこめかみ)を剃る
産毛がなくなるとくすみが取れ肌が明るく見えるので雰囲気がよくなるので、オプションで対応している眉毛サロンもあるぐらい推奨作業となっています。
オプション:アイブロウペンで書き足す
不足していると感じる場所をアイブロウペンで補修します。男の適度にカッコいい程度の眉毛は色が付けば基本良いので書き方は自己流で問題ありません。失敗したと感じたら化粧落とし(クレンジング)で除去すればやり直せます。
適度にカッコいい眉毛に必要な道具
これまでに説明した眉毛を整える道具のまとめリンクです。
自力で眉毛を整えることは難しいと感じたら
以下より地域を選択しフィーリングの合うメンズ対応の眉毛サロンにご相談ください。
参考:メンズ眉毛の初回施術料金の相場
平均的な初回施術料金 |
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4,500円~5,500円 |
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